2016/02/22
こんばんわ
まだまだ朝晩は寒いのでインフルエンザや風邪、体調管理は気を付けないと!!
今日もサポーターやコルセットに頼って来られる患者さんが来られましたが、
基本痛みが激痛でなければサポーターなどはしてもらわない様にしています。
患者さんでサポーターをつけたまま生活している方がいます。
例えば、膝に痛みがある場合や違和感がある時にサポーターをつければ、痛みが軽減したり、軽くなったりします。
膝への不安が解消される訳です。
こうなると、サポーターをつけた方が動きやすいし、痛みが無くなると勘違いしてしまいます。
そのまま何か月も、何年も生活しているとサポーターをしていても痛みが出たり、筋力低下がすすみ骨が
自重と重力を支えられなくなりサポーターも効かなくなります。
サポーターをつけると痛みが消えて動きやすくなるのは、サポーターをつけると約20%負担を減らせるからです。
常に20%の負担を軽減し続ければ、100%あった筋肉は80%の活動しかしなくなり最大が80%になります。
80%の状態からさらに20%軽減したとして60%になり、最大が60%になれば、
さらに20%の軽減で40%とドンドン筋肉が落ちてきます。
この時、サポーターを取れば、100%あった筋肉は40%ほどしか発揮できなくなり、
また痛みやダルさに襲われて、またサポーターに頼ります。
さらに強く、強固なサポーターへと頼って悪循環をたどります。
コルセット、テーピングや包帯にもパーセンテージは違えど同じようなことがおきます。
あまね整骨院に来院された患者さん激痛でなければ、初診からサポーターを外してもらっています。
もちろん、治療して、正常な動きを身体に覚えさせてから外してもらって、筋肉を良い使い方をして
良い筋肉を動かして、それを踏まえて痛みが出るのはオッケーです。
それでまた調節して、良い動きをしてもらってよい筋肉をつけていきます。
良い動きの痛みはオッケーです。
痛いながらにトレーニングも続けていれば、そのうち痛くなくなってきます。
サポーターを否定する訳ではありません。
確かに、無いと困る場合もあります。
サポーターは痛くなってからの、困った時の最終兵器にとって置く事をおすすめします!
何事も慣れは恐ろしい!
依存はもっと恐ろしい!
早めに気づいて対処しましょう!!!
頭に巻くのはオッケーよ