2016/02/01
こんばんは
昨今、テレビでも健康ブームで患者さんたちもこんな体操があってとか、
ストレッチがと僕に教えてくれます。
治療後に
『こんなストレッチしたらいいですよ。』
と言うと
『こんなストレッチしてます。』
と返事をくれますが、明らかにストレッチではない…。
また、違う患者さんには
『こんな体操しましょうか。』
と言うと
『スクワットの事ですか?』
と言う返事が…。
僕は主に、
トレーニング(筋トレ)
体操(ラジオ体操などなど)
ストレッチ
で分類してますが、患者さんの中には、
その分類があやふやな方がたくさんいらっしゃいます。
他の治療家の方々はもっと分類されてる方
もいるかもしれませんが、分かりやすくいえば、
トレーニング(筋トレ)とは自重を使う腕立てや体幹トレーニング、
器具やダンベルなどを使うベンチプレスやアームカール。
要するに筋肉にある程度の負荷がかかる事を言います。
体操は日本国民であれば、音楽がかかれば誰もが自然と体の動くラジオ体操。
これほど理にかなった体操は無いと言われるぐらい素晴らしい体操で、
一生懸命やれば結構疲れますが、終わった後は体が軽くなるような
優しい動きをするのが体操です。
筋肉にしなやかさと、躍動感を生み出す感じ。
歩くのも僕はこれに分類します。
ストレッチとは筋肉を伸ばす事。
筋肉は縮むと緩む言う事しか行われません。
使い続けたり、筋肉が緩む間もなく負荷をかけ続けると、
縮んで、縮んで固まりこれ以上縮めなくなる事があります。
縮めなくなり、緩まなくなり、固まってしまいます。
そうなると、力が半減したり、痛みが出たり、肉離れの原因になったりもします。
それらを元に戻すのがストレッチです。
身体の硬い人にはストレッチは根気がいります。
ワンポーズ30秒以上は伸ばしたい所です。
90秒になれば筋膜も伸び始めて緩んできます。
これにより、乳酸と老廃物を流して疲労が回復しやすくなります。
しかし、硬すぎる人や筋肉の一カ所硬い塊がある人はストレッチしても、
柔らかい所しか伸ばされず、あまり意味もなく、ずっと硬いままです。
その時は、僕ら専門職の人にリセットしてもらうのが一番早いです。
ストレッチで筋肉が一番伸びやすいのは、体が温まっている時です。
だからこそ運動後にストレッチをするのが効果的ですし、風呂上りなんかも効果的です。
もっと言えば、運動前と運動後ではストレッチの仕方が違います。
ストレッチもスタティックとダイナミックとバリスティックと分類され
それぞれ用途は違います。
先ほど紹介した、ワンポーズ30秒のストレッチはスタティックで
、じっくりじんわり、縮んだものを伸ばしていきます。
これは運動後と寝る前に効果的です。
バリスティックは運動前に行い、軽く反動をつけて、筋肉に伸張力を生み出し、これから
使うんだよと筋肉に刺激を入れて使いやすくするストレッチです。
伸びすぎないように、伸ばし過ぎると次の筋肉の収縮に時間がかかり
力が半減する場合があります。
その他、拮抗筋などなど、とストレッチを語りだすとキリがないので、この辺で終わっておきます。
ちなみに、僕は小学校の頃にジャッキーチェンに憧れて毎日硬い身体に
ストレッチを行い、今では180度の開脚が可能になりました!!
要するに、ジャッキーのような蹴りも生み出せるようになりました!!
ストレッチはホントに根気がいりますので、ジャッキーみたいに
なりたいと思えば頑張れるかもしれません(笑)
自重を支える筋肉!
姿勢を保つ筋肉!
しなやかな躍動感ある筋肉!
そして、それらを維持するストレッチ!
健康第一です!!!
豆柴のまめっちも応援してますよ!
まめにコツコツです!!!
がんばれ~~~~!!!!!!!!!!!!!