2016/02/19
こんばんわ
今日は、テニス少年の急患が来ました。
疾患は上腕二頭筋長頭腱損傷までいってなくて、長頭腱炎やと思います。
明日が試合という事で、急きょ時間外になりましたが、事情によってはオッケーです!
テニス少年の場合、筋肉も未発達、身体の割には大きく重たいラケット、フォアストロークを打ち続けると上腕二頭筋に負担が
かかります。それに身体が小さく重たいラケットやと、さらに遠心力も加わり肩が引っ張られて右肩が落ちていきます。
肩が落ちると皮膚も引っ張られますが、背筋も肩の方に引っ張られて機能しなくなくなるし、腕だけで頑張りだして
球の衝撃も加わり上腕二頭筋は悲鳴をあげてきます。
今日の症状は比較的軽症だったのと、普段から週一でメンテナンスしてるのが良かったと思います。
全体の調整と明日が試合なのでテーピングで痛みはなくなりました。
どういう状態で痛めるかで症状の重傷軽症は変わってきます。
痛める前の状態が悪ければ(ケアせず無理に使い続けて正常に使えない状態)ケガした時も酷く長引く事もあります。
痛める前の状態が良ければ(バランスよく正常に近い状態)ケガも軽症で済みます。
いかに普段が大切で状態を良くしておく事が最善の予防やなと思いました。
あとは使い方!
球が速いとオープンスタンスになって腰が先にまわり腕が後からついてくる状態になります。
子供たちにとっては、とてつもない負担です。この場合足もです。
一瞬でも反応早くクローズスタンスで打てるかが安定と正確性、肩と腕の負担を減らせるのです。
そのためには、反射神経もそうですが、フットワークと足の神経伝達を良くしておく事。
同体力や体幹を鍛えて四肢を動きやすくしておく事。
あげればなんぼでもありますが、とにかく体全体で打つことですね。
そういうケア、アドバイス、トレーニングを教えたりしているので、いつでもご相談ください。
どの競技にも対応しています!
子供の頃は上手い下手より身体の使い方ですね!!!
しっかり睡眠!寝る子は育つ!!