ど根性!

こんばんわ

今日はがに股、猫背を治してほしいと小学4年生の女の子が来院されました。
がに股?がり股?
地域によって呼び名は違いますが
おそらく正式名称は
「がに股」
やと思います!
海の蟹(カニ)からきていると思います。

がに股は骨盤の開きや大腿骨(太ももの骨)の捻じれ、筋肉の状態からなってしまう事が多いです。
足の外側に負担がかかりやすくなってしまうので、個人差はありますが、O脚になりやすくなってしまいます。
子供はまだまだ身体が柔らかいので、今のうちに治しておく方が良いと思います。

少しお家でもトレーニングを頑張って頂きますが……。
とくにノルマとかは無いので安心して下さい。

あと、いじめを受けている女の子も来院されて
ストレスで過呼吸になったりするそうです。

いじめはよくいじめられる方も悪いなんて事も言いますが、
ほとんどは気に食わないからと一方的にいじめをしてしまうケースが多いように思います。
しかも団体やグループで。
あと不登校などの子の話などもよく聞きます。
子供たちがつらいのは今なんですよね。

男の子と女の子では
またいじめの質が違います。
大阪にいた時に、クラスの子にからかわれたり殴られたりするので学校に行くのが怖いと来院された子を
お母さんに頼まれて鍛えた事がありました。
小学生なので思い切りケンカして仲良くなる事もあるので鍛えました。
結果、学校への恐怖心はなくなり、殴りあって友達になったそうです。
でも、これは男の子の場合で学生やから良い方に流れましたが、
女の子や社会に出たらそう言うわけにはいかないわけです。

いじめられた方もいじめた方も大人になってからじゃないと分からない事はたくさんあります。
いじめてる方は、この先申し訳ない事をしたと思う日が来るかもしれません。
いじめられてる方は、世界が広い事も今の学校と言う狭いところからは見えないし、
飛び出す環境ではないし、力はないし、発想も浮かびません。
だから、もう少し時間が経つまで根性で乗り切ってほしいなと思います。
みんながみんな根性論で乗り切れるとは思いませんが、
我慢して食らいついてやってみてほしいのです。

大人になった時に世界はこんなにも広いとか、気の合う仲間にめぐり逢えたり、
あの頃の経験でいじめや仲間外れされた子の気持ちが痛いほど分かって話をしたり聞いたりして、
それだけでも救われるのが分かるならなおさらです。

今回の女の子のケースは親があまり話を聞いてあげられてないのも良くないなと思いました。
子供ながらに習い事、勉強、寝るのは毎日夜1時。
そりゃあ体調も崩すし、機嫌悪そうやし、まともに交友関係が築けるとは思えない。
いじめられるストレス。
ハードな毎日のストレス。
親と子がなんでも話し合える環境作りが大事なんやなと改めて思いました。
これもさりげなくお母さんに伝えて行こうと思います。

子供には子供の悩みや言い分があります。
アドバイスや助けてあげる事は出来ないかもしれませんが、
話を聞く事は出来ますので、話をしにきて下さい。

根性論ついでにウチの実の兄、多田知弘40歳の話をしたいと思います。

兄は小中高大と野球をしていました。
根っからの野球好きで毎日野球に明け暮れていました。
小中高と野球部のキャプテンをやるほどの男でした。
なんと、勉強も出来たのです!
神戸の公立高校では2番目に賢い「御影高校」に行ってました。

ここまでは順風満帆な人生を歩んでました。

ところが、大学受験に2度失敗して浪人生活。
とてもつらい時期です。
学生でもニートでもないとても居心地の悪い2年を過ごしたそうです。

そして3度目にして志望校ではなかったものの京都の「同志社大学」に入学しました。

2年の浪人生活も大変やったと思います。
受験ってなにかと現役の方が受かりやすかったりしますしね。
途中であきらめず勉強してきた結果やと思います。

しかし、大学の4年間も相当なものでした。
2浪して入学したので当然2年下の子と学年は同じ、
野球部に入りましたが、当然同い年の先輩からキツイ仕打ちは受けてました。

まず最初の自己紹介。
同志社大学は関西六大学野球のひとつで甲子園に行ってような子ばかり野球部に入ります。
特別推薦特待生ってやつですね。

そんな子たちが順番に自己紹介して甲子園常連校の名前がツラツラ出てくるわけです。
先輩たちも
「オー!」
と喜びの声が上がっていたそうです。

そこで兄の出番!
「出身は御影高校です!」

先輩たちは

?????????????

「どこそれ?」
「は????」

みたいな反応やったそうです。
それも同い年、一個下の人たちにみんなの前でバカにされた訳です。

神戸で御影高校言うたら勉強ではすごい方なんですが、
野球ではサッパリやった訳です。

それでも兄はひたすらに頑張りました!
バカにされようが、ひどい仕打ちを受けようが耐えた訳です。
根性!
根性!!
ど根性!!!
です!!!!
野球の方も甲子園に行くような人たちと一緒にやって、
野球のレベルも格段に違いました。
挫折や乱闘事件もあったそうですが、
4年間やりきりました。
しかも4年の時には見事ベンチ入りして、代打の切り札として活躍してました!

ホントに一般校から野球部に入部して最後までやりきったのは後にも先にも兄だけではないでしょうか。

その後、ユニ・チャームと言う会社に入社、営業成績もトップクラス。
野球好きが功を奏して営業担当も野球好きならこっちのもんてな感じで頑張っていました。

福岡・大阪と転勤を繰り返し、今は東京の本社にいます。
出世街道まっしぐらなわけです!

みんながみんなこのような結果になるとは言いません。
でも、ツライ渦中の時、いかに頑張れるかがやはり大切なんですね。
耐えて我慢も立派な事です。
これが潜在意識に残って逃げない事が先に活きる。

やるだけやって、どうしてもの時は逃げるのもありです。
環境をガラッと変えるのもひとつです。
逃げるとは聞こえは悪いですが、
これは前進に転じる事があります。


そこからまた仕切り直せばOKな訳です!

その時その時で感情は変わりますからね。
自分次第と言う事です!

岡山の星たち!
岡山の星たち!

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