2016/05/11
こんばんわ
今日は過去最高に姿勢の悪い小学4年生の女の子が来院されました。
症状は激しい頭痛、肩こり、息がしづらい、などなど……。
ここまで猫背がキツイ子も初めて見ました!
頭痛も相当キツイみたいで、表情もこわばった感じ。
自分でマッサージをしたりするみたいで、この症状が4年ぐらい続いてるそうです。
当然、今日からマッサージは禁止!
なぜマッサージが身体に良くないのか?
厳密に言うと、外部刺激があんまり良くないです。
人は外部からの刺激に対して守ろうとしてドンドン固まっていく性質があります。
あと、筋肉にある程度の刺激を入れたら筋肉が回復するまで少し時間がかかるのですが、
回復する前に、さらに刺激を入れると「加重」が起きて、それが積み重なり、「強縮」が起きます。
それで硬くなって、さらに強い刺激を求めて強く揉むともっともっと硬くなっていきます。
硬くなると当然、血行は悪くなるし、循環不良になります。
筋肉の収縮も無くなり、マッスルポンピングも無くなり、疲れやすく硬い身体にドンドンなっていきます。
強く揉まれないと感じない方は知覚鈍麻、結構ヤバい領域に入ってます。
しかも子供で揉み続けると将来とんでもない事になります。
ドンドン硬くなって姿勢もグネグネ大変なことになります。
まだこの段階できて良かったと思います。
頑張って治療して行きましょう!
今年から、小学校でも「姿勢」に着目しているらしく、
運動をしている子供と、していない子供の2極に分かれているという事で話がされているそうです。
とにかく、姿勢を正すという事は、見た目だけでなく
循環、内臓の位置すべてに関連していると言う事を分かってほしいですね。
時代の流れ、世代も変わり、いろいろと変わって行くものもありますね。
これに逆らわず、うまく順応していく事が必要ですね。
昔に囚われず前に進みたいものです。
身体検査に『座高』が無くなったそうです。
なぜか?
意味が無いかららしい(涙)