2016/04/11
こんばんわ
今日はピアノの先生をしている患者さんが「めまい」で来院されました。
最近は良くなってたのですが、今日はひどいとフラフラで来院されました。
ベットに寝てもらって、まず第一に感じたのはお腹の違和感!
筋肉でも内臓でもない、なにやら腹にしまい込んでる感じ……。
その事を聞いても隠し事はないとのこと。
治療を進めてるうちに、うつぶせになってもお腹の裏に違和感!
むむ~。
めまいは帰り際はまだ残っていて、待合室に座っていました。
午前中の最後の患者さんだったので、お水を飲んでもらってホッと一息。
少し話していると、次から次へと話がドンドン出てきて、少しおおやけに出来ない話をしだしました。
話を終えると、
「心が軽くなった!スッキリした!めまいがなくなった!」
と帰っていきました。
筋肉、関節、内臓に関係なく、腹に隠し事や悩みがある人はお腹に違和感がある事もあるんですね。
ちょっとビックリ驚きでした!
ピアノと言えば、僕も5年ぐらい前にピアノを習っていました!
大阪にいる頃の話です。
昔からずっとピアノ弾けたらいいなぁとは思っていました。
患者さんが小学生の頃に教えてもらっていた先生を紹介してくださって
ピアノを習うことになりました。
最初に電話してくださって「どんな曲が弾きたいですか?」と聞いてくれました。
僕は「ビートルズのレットイットビーが歌って弾けたら言うことありません!」と答えました。
初めてのピアノ!ワクワクです!
「この曲から弾きましょう。」
出してきた譜面はコブクロの「蕾(つぼみ)」でした。
なぜ?????????
レットイットビーは?
ちょいと頭をよぎりましたが、入門はコブクロのやさしいやつからなんやろうなと自分に言い聞かせて練習を始めました!
あと、流行と時代ですね!
東京タワーが流行ってましたね。
休憩にいつもコーヒーかティーをだして頂いてお話をしていると、
「私はスロージャズが好きなの!」と言う話になって、
なぜか僕がスロージャズの曲を弾くことになりました。
難しくて無理無理無理!
断ると、今度は歌うはめになりました。
まさか歌うことになるとは……。
でもとてもいい曲でした。
「オータムリーブス」
「スターダスト」
今でも心に残っています。
いつになれば「レットイットビー」が弾けるようになるのやら……。
だいたい大人のレッスンは1時間ほどらしいのですが、なぜか毎回1時間は余裕で回って次の方が来るまでレッスンしてくれました。
ありがたい事ではあるのですが、自分のやりたい曲ではないのと、なぜかスロージャズを歌うという違和感でとても時間が長く感じました。
しかも毎回終盤は
「肩が痛くて……。」
「手が痛くて…。」
と言ってきました。
「そうですか。ほな!」と帰るわけにはいかず、
最後に治療して終わるという事になってしまいました。
結局、結婚が決まって岡山に引っ越すことになって7ヶ月辞めたのですが、
今思えば、レットイットビーのレの字もできなかったのが残念ですね。
月謝払って、レットイットビーせんと、コブクロと坂本龍一、ジャズ歌って最後に治療。
ちょっとおもしろかったし、まぁ何とも不思議な先生でした!